ALL 心と時間の整え方

「当たり前」をやめたら、暮らしが整った ― 「買い物に行かない」だけで、私が手に入れた時間と心の余白

こんにちは。

未来が輝く瞬間を一緒に描く

ビジョンコーチの藤井千恵です。

 

毎週のようにスーパーへ行くこと。

それは、ずっと「やらなきゃいけない当たり前」だと思っていました。

 

でもその当たり前を、

ほんの少し見直しただけで、

私の暮らしは静かに整い始めたのです。

 

スーパーに行くのが“当たり前”だった頃の私

 

私も以前は、

週に1回、日曜日の午前中にスーパーへ行くのが習慣でした。

特に疑問も持たず、

そういうものだから」と思って続けていた買い出し。

でも、ある出来事をきっかけに、

その“当たり前”が静かに揺らぎ始めました。

 

「スーパーに行かないでください」と言われた日

 

2020年2月、

私の住む北海道は、

日本で一番早く緊急事態宣言が出されました。

 

当時、息子は2歳。

生活そのものが大きく変わったわけではありませんが、

「外出を控える」という空気は、

想像以上に心に影響を与えました。

 

「スーパーもできるだけ行かないでください」

そう言われたとき、ふと浮かんだのが、



宅配だけで、生活できるかな?

 

それまでは週に1度、

日曜日の午前中にスーパーに行くのが

我が家の習慣。

 

そのほかにも週1回

トドックで宅配を頼んでいたので、

この緊急事態の間だけは宅配だけで

乗り切ってみようと思ったのです。

 

宅配だけの生活で気づいた、意外なこと

 

結果は、想像以上でした。

新鮮で、質の良い野菜が届く

余計なものを買わなくなった

冷凍庫と乾物を使えば、2週間まったく困らない

 

それまでは、

宅配=割高」というイメージを持っていました。

同じ野菜でも実店舗の方が安く売られていたので、

わざわざ割高な宅配で頼もうとは思えませんでした。

 

でもこの機会に頼んでみると、

実店舗よりも状態が良く、立派なものばかり。

ふじいちえ
これなら、宅配だけでもいいかもしれない

そう感じた瞬間でした。

 

「買い物に行かなくても困らない」ことへの驚き

 

特に印象的だったのは

宅配をお願いしたとはいえ、

2週間、スーパーに行かなくても何も困らなかったこと

 

これは2018年に起きた

北海道胆振東部地震の時にも感じたことでしたが、

冷凍庫や乾物がある安心感は、

思っている以上に心を支えてくれます。

 

そして同時に、

「私は無意識に、必要以上のものを買っていたのかもしれない」

そんな気づきも生まれました。

 

スーパーに行かないだけで、心が軽くなった理由

 

日曜の午前中のスーパーは、いつも混んでいました。

 

駐車場が満車でイライラ

レジ待ちでぐったり

つい余計なものを買ってしまう

 

本当は、のんびり過ごしたいのに…

 

そう思いながらも

チラシが入ったりポイントが倍だったり、

買い出しだから仕方ない」と受け入れていた私。

 

でもその違和感に気づいたとき、

ふじいちえ
私は、スーパーへ行く習慣を手放すことにしました。

 

月に4時間。数字以上の“余白”

 

日曜午前中の買い物1時間をやめると、

月に4時間の余白が生まれました。

 

作り置きをする時間

子どもとゆっくり過ごす余裕

追われるような時間から解放

 

数字だけ見ると、たった4時間。

でも、

その変化は想像以上。

ワンオペ育児の中では、

貴重な4時間です。

 

私自身も、

朝の家事を終えて買い物に行って、

帰ってきたらまたお昼ご飯を作って…という、

追われるような時間から解放されて、

数字以上の心のゆとりが生まれていきました。

 

忙しくて自分の時間がない」と思っていたけれど、

実は時間は“作る”より“選び直す”ものだったと気づきました。

 

宅配にしたら、家計の見え方も変わった

 

息子が保育園に入った頃、

ママ友に教えてもらったのが生活クラブ。

最初は

「良さそうだけど、高そう…」

そう思っていました。

 

でも実際に使ってみると、

セールにつられて買いすぎない

予算管理がしやすい

より安心・安全な食材を大切に使い切れる

という変化がありました。

 

月1回まとめて注文する仕組みで、

家計を“点”ではなく“面”で見られるようになったのです。

 

初めはたくさんの食材が毎月どのくらい

必要なのか悩みながら注文しましたが、

2、3ヶ月続けると我が家の必要量が

把握できるようになってきて、

毎週注文するより楽になりました。

 

月1回まとめて注文することで、

食材を計画的に使う習慣がつく

家計のトータルコストを把握しやすくなる

という副産物まで!

 

トドックを毎週注文していたときは、

その週のトータルはわかっても4週分の

トータルを把握することまでできていませんでした。

それが強制的に月単位で

トータルが出せるようになって、

多いときは注文を減らしたり

逆に少ないときは美味しそうな

牛肉を頼んだり果物を頼んだり、

今まで買おうともしていなかったものが

買えるようになっていきました。

 

こんなに便利で心もお腹も満たされて

家計にも優しい食生活が送れるようになって、

2年経った今も毎週幸せを感じます。

 

今では「宅配の方が割高」という感覚はなくなり、

むしろ「買いすぎないから、トータルで節約できる」

ことに気づきました。

 

「安心」と「満足」が、毎日の食卓にある暮らし

冷凍庫には、

いつでも美味しいお魚やお肉。

 

カタログを眺めるのが楽しくて、

「次はどれを頼もうかな?」と

ワクワクする時間がある。

 

忙しい日々の中でも、

今日は、あのお肉でおいしいご飯を作ろう♪

食を楽しむ心の余裕が生まれました。

 

宅配だけにした今、

食材をより大切に使い切るようになった

毎日の食卓が、より豊かになった

 

「節約しなきゃ」と思いながら、

無意識に無駄を増やしていた頃よりも、

今のほうがずっと満たされています。

 

「行かない」という選択が、心を満たした

 

ふじいちえ
買い出しに行かない選択が、

こんなにも心と家計を満たすなんて…

コロナ禍は、

私にとって「当たり前」を見直すきっかけになりました。

そしてそれは、

暮らしだけでなく、

自分の感情や価値観に目を向ける入口にもなったのです。

 

最後に|家事を見直すことは、心を整えること

 

「やらなきゃ」と思っていることを、

ひとつ手放してみる。

それだけで、

時間だけでなく、心にも余白が生まれます。

 

私は本当は、どんな毎日を過ごしたいんだろう…

そんな問いが浮かんだら、

それは変化のサインかもしれません。

毎日の時間の使い方を意識して、

何かひとつ違うやり方を試してみることで

想像以上の変化が起きていくこともあります。

 

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  • この記事を書いた人

藤井千恵

心ほどけて、やさしく未来を描くビジョンコーチ
やさしく寄り添いながら自己肯定感を育み、未来への希望を一緒に描くサポートをしています。心のモヤモヤや人間関係の悩みを和らげ、穏やかで自分らしい人生を歩むお手伝いを大切にしています。
北海道札幌市在住

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