怒りや我慢に振り回されない生き方
こんなふうに感じたことはありませんか。
周りに合わせて
空気を読んで
我慢することが当たり前になっている。
そして気がつくと
自分の人生を生きている感覚が
どこか遠くにある。
私も、ずっとそうでした。
目次
自分の人生を生きている感覚が遠くなるとき

これまで書いてきたことを振り返ると、
私の人生には、ひとつの共通点がありました。
いつも、自分が最後だったということ。
本当は疲れているけど合わせる
違和感があっても流す
嫌だと思っても言わない
関係を優先して、
自分を後ろに下げる。
自分を後ろに下げてきた理由
私は、
自分を粗末に扱っていたわけではありません。
生き延びるために、
自分を後ろに下げるしかなかった
ただ、それだけでした。
怒りが理不尽に返ってくる世界で、
声を出すことは危険だった。
違和感があっても
なかったことにする
相手に合わせる
気づかないふりをする
自分より外側を優先することは、
あの頃の私にできる
最善の選択でした。
「二つの私」はどちらも大切だった

ひとりは、
耐えて、合わせて、
波を立てない私。
もうひとりは、
心の奥でずっと言っていた私。
私ばかりが我慢するのは違う
本当は、納得していない
私は、私の人生を生きたい
この二つは、
対立していたのではありません。
どちらも、私を生かそうとしていた
大切な存在でした。
NOは目標ではなく、結果だった
NOは、
勇気で言うものではありません。
準備が整っていない状態で、
無理に言おうとすると、
体は強く抵抗します。
それは弱さではなく、
安全を確認しようとする反応です。
これまでの私は、
NOを言えるようにならなければ
と思っていました。
でも今は、
少し違う捉え方をしています。
NOは、
目標ではありません。
結果として、出てくるものでした。
まず必要だったのは、
NOを言うことではなく、
自分を置いていかないことでした。
苦しいのに笑わない
無理なのに大丈夫と言わない
違和感をなかったことにしない
それを、
誰かに見せる必要もない。
声に出さなくていい。
ただ、
自分の中でだけ
やめていく。
自分を置き去りにしないということ

自分を置き去りにしない、とは
劇的に変わることではありません。
それは、とても静かなこと。
私は私でいい
違っても大丈夫
合う人とだけ関わる
外ではなく、
自分の内側に軸を戻す。
言うか言わないかではなく、
自分の感覚を無視しないこと。
誰かと話していて
ちょっと違うなと感じたとき
気づかないふりをして合わせるのではなく、
少し違和感を感じているなと分かっている。
自分のまま関わることで
自分がそこにいる状態になる。
相手に認めてもらう生き方から、
自分で自分を認める生き方に変化する。
防御しなくてもいい状態が生まれるとき
境界線は、
行動ではなく、
関係性でした。
自分との関係。
子どもの頃の私は、
泣くと置いていかれました。
嫌だと言うと、
つながりが切れました。
関係=危険の可能性がある場所でした。
だから、
本音を閉じて関係を守る方を選んだ。
それは、
間違いではありませんでした。
でも今は、
自分の中に戻れる場所ができている。
ちゃんとしなくていい
間違ってもいい
もう頑張らなくていい
自分を下げてまで
分かってもらわなくていい。
力を入れて生きなくてよくなる。
楽になるのは
ちゃんと自分に戻れているサイン。
以前は外で安心を探していたけれど、
今は内側に安心がある。
怒りは小さな違和感を無視し続けた結果だったけれど、
違和感に気づけると怒りになる前に止まれる。
人生に戻るとは何か

NOは、
自分を強くする言葉ではありません。
自分を取り戻す言葉です。
人生に戻るとは、
声を荒げることでも、
戦うことでも、
誰かを変えることでもありませんでした。
自分を守るために相手に合わせるから
どこにいても自分を見失わない状態。
それは、
自分の感覚を、
自分が信じてあげること。
「自分を大切にする選択」で世界はやさしく整う
自分を大切にするとは、
自分の感じていることを、なかったことにしないこと。
私はこれでいいと自分に許可を出すこと。
自分の感覚に合わせる生き方を選べると、
静かな安心感が常にある状態になります。
無理に合わせなくても関係が続く
気を使いすぎなくても安心していられる
自分のままでいられる人とつながれるようになる
以前の私は、
相手の反応
周りからの評価
外側で安心を作っていた。
でもこれからは、
私はこれでいいが自分の中にある。
イライラしても
悔しくても
長く引きずらなくなる。
嫌だったなで終わる。
無理な関係を手放していいと気づける。
少しづつで大丈夫。
やりたいで動く
軽い方を選ぶ
小さくワクワクを広げる
その感覚を信じていくと
人生を楽しむステージに入る。
相手に分かってもらえなくても、
自分の価値は変わらない。
自分の味方になることが
自分を大切にすること。
私は心地いい?
その答えを選んでいけば
人生はちゃんと動き始めます。
静かに。
でも、確かに。
この連載を読んでくださったあなたへ
もし今
怒りを感じる自分を
少し怖いと思っていたとしても。
その奥には
あなたが
ずっと守りたかった想いがあります。
怒りは
あなたを壊すものではなく
あなたを人生に戻す力
なのかもしれません。
ここから先は、
変わるよりも、
戻る時間です。
自分の感覚へ。
自分の呼吸へ。
自分の場所へ。
最後に|人生は自分に戻るところから動き始める
人生は、
やり直すものではないのかもしれません。
取り戻すものでもありません。
ただ、
自分に戻っていくもの。
どれだけ遠くまで来たように感じても、
どれだけ長く我慢してきたとしても、
人生は
自分の感覚に戻るところから
また静かに動き始めます。
私はもう、
自分を置き去りにしないと決めました。
完璧にできなくてもいい。
また我慢してしまってもいい。
それでも、
気づいたときに、自分の方へ戻る。
それを、
人生の軸にしていこうと思います。
あなたがこの連載がのどこかで、
少しでも自分の感覚に戻れたとしたら、
それはもう、
十分すぎる変化です。
この連載では
我慢してきた人生から
自分に戻るプロセスを
順番にお話ししてきました。
もしよければ、
最初の回から読むことで
より深く理解できるかもしれません。
▶︎はじめから読む(第1回はこちら)
もし今、
少し気になる
もう少し自分の感覚を整理してみたい
そんな感覚があるなら
そのタイミングがひとつのサインかもしれません🍀
無理に変わる必要はありません。
ただ、
自分の感覚に戻る時間です。
うまく話そうとしなくて大丈夫。
まとまっていなくても大丈夫。
そのままの状態でいていただいて大丈夫です☺️
▶︎体験セッションはこちら


